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Playing It Cool プレイング・イット・クール

アメリカ映画 (2014)

ジェイデン・リーバハー(Jaeden Lieberher)のデビュー作。クリス・エヴァンス主演のラブコメ映画に主人公の幼少時の役で、ちょっとだけ顔を見せている。実際の撮影は公開の数年前とされるので、ジェイデンも幼い。そして、ジェイデンらしいところは全くない(誰が出演していても同じ)。映画そのものの紹介サイトではないので、ジェイデンの出演部分のみ、簡単に紹介しよう。


あらすじ

映画の冒頭、主人公が登場し、「俺は、このロマンチック・コメディの脚本を書くよう雇われてるのに、一度も恋愛体験がないときてる」と打ち明ける。そして、なぜ、そんな人間になってしまったのか、ルーツをひもといていく。最初に思い浮かぶのは(1枚目の写真)、ベビーシッターのクリンティンとの場面(2枚目の写真)。「2人は、ある夏の夜、深く、熱烈に、狂おしく 恋に落ちた」という独白とは裏腹に、ベビーシッターをポカンと見ているジェイデンの顔が映し出される(3枚目の写真)。そして、独白:「ああ、あの踊り。あれ以来 俺は、愛は すべからく あのように始まると思い込んだ」。そして、失敗談が語られる。
  
  
  

2つ目の重要な体験。独白:「母の愛ほど強いものはない」。ベッドに寝ている主人公に、「愛してるわ」と言ってキスする母(1枚目の写真)。独白:「彼女は、安全に守ってくれる。無条件に、だろ? だけど、出し抜けに、底が抜けてしまうんだ。世界が壊れていくのを、どうしようもなく見守ることになる」。朝食に起きてきた主人公が、セリアルの箱を開け、「ママ、おまけ、どこ?」と訊く(2枚目の写真)。すると、後ろから祖父が「ママはいない」と声をかける。変に思った主人公が箱に貼ってあるメモに気付いて読む(3枚目の写真)。紙には、「大好きな坊やへ。ママはフィリップとチリに、ちょっとだけ行かなくちゃいけないの。おじいちゃんがめんどう見てくれるわ」と書いてある。そして、独白:「愛がやったのだ。俺とお祖父ちゃんを残して、フィリップとチリへ行かせた。朝食を台無しにして。以来、一度も彼女に会ってない」。
  
  
  

独白は続く。「だから、誰かに こう言われると…」。様々な年齢の女性が、主人公に 『愛してるわ』 と語りかける映像が流れる。「俺の返事は、いつも…」。そして、主人公が 『俺は、一度もそんな風に感じたことないな』 と冷たく言う。当然、それを聴いた女性の顔は歪み、ついで復讐のリアクションが。最後に、小さな女の子にお菓子を投げつけられた主人公が映る(1枚目の写真)。独白:「だから、こうなった」。写真で、ジェイデンの背後の右端に、もう一人ジェイデンがいる。「あれが、俺の心だ」の独白の後で、黒の背広に黒い帽子を被った第2の自己がクローズアップされる(2枚目の写真)。独白:「みんなは、心の内を どう隠さずに見せるんだろう? 俺の心は、ずっと前に放り出してやった。今や、彼は俺に付きまとい、タバコを吸い続けてる」。そして、現在の第2の自己の姿が映し出される(3枚目の写真)。映画開始8分で、ジェイデンの登場は終わり。途中、41分目で一瞬、以前のセリアルのシーンが映されるだけだ。
  
  
  

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